髪job事務局です。
ちょっと前に【美容師のセールストーク】についてブログを書きました。
このブログはどちらも《美容師さんからのセールストークに困っているお客さん》に向けた内容でした。
ただ、ここは“美容師求人サイト髪job”が運営しているブログ。
美容師さんに向けた内容も書かなきゃですよね。
ということで、今回の【美容師のセールストーク】についてのブログは、美容師さんに向けた《お客さんが買いたくなるセールストークについて》考えてみます。
ですがセールストークの上手なやり方、ノウハウについては色々な本やブログがすでにたくさんあります。
なので、ここはあえて【個人の独断と偏見を挟んだブログ】を書こうと思います(笑)
これを読み始めた美容師さん。
「へえー、こんな風に思っているお客さんもいるんだ」程度の気持ちで読み進めてください(笑)
話を聞きたくなる美容師
そもそも、お客さんはどんな美容師さんの話を聞きたくなるのでしょう?
もしくはどんな美容師さんならこちらから話をしたくなるのだろう??
イケメン?
美人?
おしゃれ?
盛り上げ上手?
このあたりの要素は大きく影響してくると思います。
ただ、あまりにも美形だったりおしゃれすぎたりすると、私のように恐縮してしまうタイプもいます。
だって、『美容の仕事してます!』っていうオーラを放っている、見た目がとても整った美容師さんって、輝いてて眩しいんですもん(笑)
私のような『輝きオーラが苦手』なタイプのお客さんでも話しやすいなと思う、というより、どんなタイプのお客さんでも「この美容師さん話しやすいなあ」と思う美容師さんは、
やわらかな物腰の、優しい雰囲気の美容師さん
ではないでしょうか。
まーこれは美容師さんに限らずですよね。
婚活とかでもよく聞く話。。
ご新規様や数回しか来ていないようなお客さんをお迎えするときは、自分を出すのは少し我慢して、まずは【優しい雰囲気づくり】と【やわらかな物腰】を心がけてみてください。
そうすれば、私のようなタイプの人間もだんだんと心を開いていきます(笑)
【焦らずじっくりコミュニケーション】よろしくお願いいたします。
雰囲気づくりの重要性
さて、【優しい雰囲気づくり】と言いましたが、【雰囲気づくり】とは具体的に何をすれば良いんでしょう?
ちなみに【雰囲気】の類語は、【空気】や【ムード】です。
いわゆる、暗黙の了解で読み取るべきとされている、ふわっとしたやつのことですね ^ ^;
具体的に『雰囲気とはコレだ!』とはなかなか言えませんが、美容師さんなら読み取れて損はないし、うまく利用すればお客さんのココロをがっちり掴める可能性も秘めています。
1)自分自身の雰囲気づくり
表情・服装・髪色・話し方など、その人の雰囲気を作っている要素はたくさんあります。
自分はどんな美容師として見られたいですか?
優しい雰囲気?クールな雰囲気?プロフェッショナル感を醸し出した美容師??
【優しい雰囲気】を作るとしたら、(トーンを抑えた)落ち着いた声でゆっくりと丁寧に話す。
逆に【元気でハツラツとした雰囲気】を作りたいなら、声のトーンを上げて、ハキハキと話す。
【プロフェッショナル感を演出したい】なら、施術中だけ笑顔を封印して、集中モードを見せるのもアリかと。
私の前の担当さんがこのタイプで、基本はニコニコと明るい。でも「集中すると話ができないから!」とよく言っていて、ひとたび施術を始めると笑顔がパッと消える。
特にカットの時はめちゃくちゃ真剣で、「話しかけるなオーラ」がビシビシ出てました(笑)
その美容師さんはプロフェッショナル感を意識していたわけではないかもしれませんが、施術をしている真剣な姿を見ていて「細かい作業だなあ」と技術のすごさを感じましたし、先に自分で「話ができないこと」を言ってしまうことで美容師さん自身もラクに施術ができていたんだと思います。
自分らしさを出しつつ、お客さんのウケがいい。
そんな雰囲気づくりを心がけてみてください。
2)サロンの雰囲気づくり
美容師さん個人のことではないですが、実はサロンの雰囲気づくりもかなり大切です。美容室には長時間滞在しますからね。
長時間座っていて疲れる椅子や、人通りが激しくて落ち着かないセット面は居心地悪い・・・。
疲れてたら話なんて聞きたくないし、せわしないサロンじゃゆっくりしようと思わないですもん。
「落ち着かない雰囲気の美容室」っていうレッテルが貼られてしまいます。
例えば上質なインテリアに囲まれてゆったりとした時間が流れる、ラグジュアリーな雰囲気のお店だったら、お客さんも少し気持ちが大きくなって、もしかしたらお財布のヒモが緩んじゃうかもしれない。
逆に、親しみのある、あったかい手づくり感のあるお店だったら、スタッフさんを身近に感じて「この人の話ならちゃんと聞こう」と思ってもらえるかもしれない。
美容師さんは【個人の技術力】や【話術】などを磨くことに気を取られがちですが(もちろんこのスキルはめちゃくちゃ大切)、まずは【お店全体でお客様をお迎えする】という気持ちも忘れないでいてください!
居心地いいな〜
落ち着くな〜
のんびりしたいな〜
と思わせたらこっちのもんですね!!!
あとは美容師さん次第です!!!!
話をしたくなくなる美容師
ここまで雰囲気とか色々と言ってきましたが、
「この人とは話したくないな!もう帰りたいぞ!!」
となる美容師さんについてもお伝えしておきます。
それは
1)自分のことばかり話す(特に自慢話はしんどい)
2)話を深掘りしてくる(こちらが話を広げようとしていないのに)
3)しつこい
です!!!
1)自分のことばかり話す美容師
お客さんがあまり話をしてこないからと言って、つい自分のことばかり話してしまう。
そもそも自分のことを話すのが得意じゃない人は、普段も聞き役のことが多いです。美容室でも自分の悩みや要望を伝えることで精一杯。
ちょっと話題を振っても話があまり広がらないなーと思ったら、そのまま話を続けずに、なるべくそっとしておいてください。美容室に来てまでずっと話を聞いていたくないのです。
自分の最近の趣味とか、子どもの話とかマシンガントークされた日には、せっかく美容室に行ったのに、家に帰ったらどっと疲れてしまうのです。。(体験談)
良い商品を紹介されても右から左に話をスルー。早く帰りたくて仕方なくなってしまいます。
2)話を深掘りしてくる
話を振られたから話題をちょっと返す。でも「これ以上話を広げるつもりはない」という話題だったら、あとはそっとしておいて欲しい。
「もうあんまり話すつもりはないよ〜」という空気も出している。(雑誌読み始めるとか)
それなのに話を広げてくる!
もうこちらはその話を終わりにしたいのだ・・・。
やっぱり1と近いものがあるのですが、話が得意じゃない人は、そんなに話題を広げたいとも思っていないのです。(だから会話が上達しないのかもしれないけど)
「あんまり話をしたくなさそうだなあ」と感じたら、マジでそっとしておいてください。
こうやって文字にしてみると、私って面倒くさいお客さんだな(笑)
でもこういうタイプは「ここ好きだ!」って思ったらそのお店を大切にするし、よっぽどのことがなければ長く通うので、どうか長い目で見てやってください。
3)しつこい
これは説明不要ですよね。美容師さんに限らずしつこいセールスマンと話をするのはつらいし、そんな人から物を買いたいとは思いません。
スッと話を切り上げる、スマートな説明がオススメです。
まとめ:お客さんの様子を良く見る
「どんなふうにセールスを始めるかはお客さんの様子次第!」
最終的にはこれにつきます。
何かを売りたい!という美容師さんの都合で話を聞いてもらいたいのであれば、話をする前によーーーーくお客さんのことを見てみてください。
そうすれば、今日はそっとして欲しいのか、それとも悩みを聞いて欲しいのか、悩みがあるけどうまく言い出せずにいるのかなど、お客さんが美容師(美容室)に求めていることにきっと気づくはず。
そもそもセールスをする前に、まずは接客&施術(おもてなし)。
そのお客さんを大切におもてなししようと思うなら、お客さんの様子もよく観察するはずです。
そして、「大切におもてなししたい」という思いは必ず相手に伝わります。
自分のことを「大切にしよう」と思ってくれている美容師さんの話なら、お客さんは「少しだけでも話を聞いてみようかな」と思います。
「思いは伝わる」を疎かにしないようにお気をつけください!!!
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