こんばんは。髪job事務局です。
写真データが溜まりに溜まってしまって、最近は空き時間にデータ整理ばかりしています。
「面倒だなあ」と思いながら、美容室のデータについても考えてみましたよ。(突然)
美容室のデータといえば「顧客情報=カルテ」ですね。
病院のカルテがどんどん「電子化」されている中、美容室のカルテはどうなっていくのかな?と、あくまで「客目線」で疑問なども交えながら書いてみました。
そもそも「カルテ」に何を書いているか
美容師さんが読んでいたらこの項は読み飛ばしてください。
美容室のカルテ内容は多少の違いはあれど、【お客様の施術内容・会話の内容(仕事、趣味、休日の過ごし方など)・選んだ雑誌や飲み物・薬剤へのかぶれなどの有無】などが書かれています。
こうした内容をしっかり書いておくことで、次回来店時に前回の施術について確認ができたり、話を広げていくことができます。
ノリで話していたことがメモられているのかもしれないんですね・・・
自分で話したことを覚えていないっていうね(笑)
「紙カルテ」と「電子カルテ」
美容室のカルテは「紙カルテ」を使用しているところがまだ多いようです。
すぐに書き込めるし、「電子化」のためのシステム導入や使い方研修などを行うことを考えると、なかなか「電子カルテ」に切り替えるのは大変ですよね。
ただ、紙カルテはどうしても保管場所が必要になり、管理がとても大変です。
1回来て、そのあと来なくなってしまった人のカルテはいつまで持っておくのか。
よく来てくれる人でも何年前のカルテまで取っておくか。
美容室の規模や方針で保管期間や保管方法は異なりますが、管理が手間に感じている美容師さんは少なくないと思います。
しかも予約が詰まっていて施術が忙しく、「後で(営業時間後)カルテまとめ書き」なんてしていたら、紙カルテが億劫に感じること間違いなしですよね^ ^;
ホント、美容師さんってやることいっぱいですね。。
「電子カルテ」の登場
では「電子カルテ」はどうでしょう?
もしかしたら「電子化」という言葉に抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれません。
でも、「電子化」と言っても「アプリ」で簡単に管理できるものがほとんどなので、使ってみたら案外お手軽に使えるかもしれません。
カルテの保管場所は必要ない、入力もスマホで簡単(世代によっては書くより早い?)、データ検索も簡単!
いいことずくめですねえ♪
あ、別に「電子カルテアプリ会社」とかの回し者じゃないですよ(笑)
美容師さんの仕事の手間が少しでも省けたらいいなと思っているだけです!管理費とか細かい部分には触れていませんし。
「紙カルテ」を使っていて特に苦労を感じていないなら、急いで「電子カルテ」に切り替える必要はないと思います。特に小規模な美容室の場合。
でも「電子カルテに切り替えざるを得ないとき」は必ず来るでしょうけれど。。
そうそう、余談ですが美容室の「電子マネー決済の導入」も悩ましいところですね。
私はぺ○ぺ○の波には乗り遅れましたよーー!!クレジットが使えればとりあえずは大丈夫ですが、「電子マネーの波」は確実に来ています。
実際に大手チェーンはもうすでに「電子マネー決済対応済み」ですしねえ。
この件に関してはまた改めてブログ・・・書けたらいいな(笑)
「電子カルテ」の活用法
最近ふと疑問に思ったこと。
「電子カルテになったなら、お客側も写真とか見れるんじゃないの?」と。
スマホで簡単にデータ管理、共有ができるんですから、お客様にその一部分を見せることは可能じゃないのかなあと思いました。
自分が今までどんなスタイルをしていたか(どんなスタイルならイメチェンになるか)、美容室ではどんな風にセットをしてくれていたのか。
私は特にセットが気になります。やっぱり美容室帰りのスタイルは最高ですから!
カルテを見ることができれば、今よりもっと自分の見え方を気にして、「キレイでいよう」と思えるかもしれない。
ってか、確実に私の願望が入っていますねー(笑)
で、
そんなことを思って調べてみたら、そんなシステムありました!
すでに実現化されていたとは・・・し、しかも何個もある・・・
でもよく考えたら当たり前ですよねー!
私が思うくらいだから、美容に敏感な方々はもっと早くに考え付く内容なのでしょう。
でもそこまで浸透はしていないのでしょうか?まだ都会だけ??
個人的にはとっても気になる存在です。
お客さんもがログインできるカルテシステムを使うようになったら、なかなか美容室を変えなくなるんじゃないでしょうか。
だって、データが蓄積されていくのって楽しくないですか♪(私だけ?)
もしかしたら病院のように、美容室の電子カルテもどの美容室でも見れるようになる世界が来るのか!?
いやー・・・それは難しいか。
病院と違って、美容室のカルテデータは売上に繋がる大切なものですもんね!!
カルテの取り扱い方
カルテには個人情報もたくさん詰まっています。
お取り扱いにはじゅーーぶん気をつけて欲しいですね!!
某レンタルショップ(ツ○ヤ)のアルバイトさんみたいなことが起きぬよう、スタッフさんの「個人情報に対する意識」を徹底してくださいませー。
きっと電子カルテが浸透したら、担当さんとはカルテ内でやり取りをして、個人的な連絡先を入力しないで済むようになるのかな?
あ、でもカルテログイン用のID発行のために個人情報入力するのかなー。
こうやってまたパスワードが増えていくのね・・・^ ^;
追記)
このブログ本文を書いたのは2018年12月。それから3年とちょっと。
美容室のカルテも電子化(アプリ化)が進み、すっかりペーパーレスになっていますね。
3年の間にカルテだけでなく、予約、会計、顧客情報、売上などなど、美容室の様々なデータを一元管理できるシステムがたくさん登場しました。
でもサービスがたくさん登場した分、今度はどのサービスを導入すべきか悩ましいところ。
一度導入してしまうと、別のサービスに切り替えるのは大変ですからね。
便利になったのか、実は手間が増えたんじゃないか?・・・と思うときもありますが ^ ^;
アプリ・ソフト導入の判断材料としては、
・利用料(月額料金、導入にかかる経費)
・外部サイトとの連携有無(特にホットペッパーとLINE)
・予約スケジュール管理の方法
・お客様へのメッセージ配信の有無
・POSレジ(会計)との連携
・売上、集客分析の有無
などがあります。
料金はやっぱり大切です。
他は、、、機能がありすぎても覚えるの大変だし、実は使わなかったりもします。
最終的には「見やすさ」「使いやすさ」で判断するのが一番!!
迷った時にはぜひそこを基準にしてくださいね!