こんばんは。髪job事務局です。

前に「パーマをかける人が減り続けないように」というブログを書きました。
今日はその時に言い忘れたことや、そこから思い出したことがあったので追加します。

これは美容師さんに読んでほしい！美容師さんに伝われー！！

美容室に行っても変わらなければ意味がない

「パーマをかける人が減り続けないように」というブログでは、美容室に行って、【思ったものと違う仕上がりになってしまった＝失敗した】という私の失敗談をメインに書きました。

今回はそうではなく、【美容室に行っても変わらなかった】私の母の話です。

せっかくパーマをかけに行ったのに・・・

母世代（60代）はきっと今もパーマをかけている人がたくさんいると思います。
昔（10年くらい前？）は母もパーマをかけていました。

が、あるとき

「パーマをかけてもほとんど変わらないから、パーマはもうかけない！」

と、母が突然言い出しました。

母はずっとショートカットです。私が物心ついた頃からショートカット。

クセ毛でしっかりした髪、髪の量も多いので、自分でスタイリングしてもある程度動きを出せるし、くせ毛だからスタイリングの持ちも良いようです。

「美容室でやってもらえば確かにパーマはかかっているのかもしれない。でも自分でやっても見た目がほとんど変わらない。だったらお金をかけてもしょうがないじゃん。髪が傷むだけだわ！」

とのこと。

母の言い分はとってもよくわかりますよね・・・。

美容室に行かなくなる理由は2種類ある

ひとつめは、【美容室に行ったら自分の想像よりも変化してしまった】という理由。

「前髪を切られすぎた」とかめちゃくちゃあるある。

これは美容室を変える大きな理由になりますね。私のような、美容室に行って失敗したパターン。。

もうひとつの理由は、【美容室に行っても自分でやってもほとんど変わらない】です。

「思ったよりカラー染まってないな」とかもあるあるかな。

こちらも美容室を変える大きな理由になります。母のような、ほとんど変わらないからパーマをやめた（結局その後、美容室を変えた）パターンですね。

せっかく美容室でお金をかけているのに、『行く前とあんまり変化してないな？』って思ってしまったら、

【美容室へ行く】＝【余分な出費】

になってしまいます。。
【美容室】が【余分なもの】になってしまうなんて、美容師さんにとったら悲しすぎる結果じゃないでしょうか。

「整えるだけでいい」というオーダー（毛先カットやリタッチ）だったら大きな変化を求めていないですが、その他のオーダーで『変化を感じない』のはダメですよね。。

美容室には「変化を求めに」行く

たいていの人は美容室に行くとき、

・髪を短くしたい

・カラーのムラをなくしたい

・髪の傷みやパサつきをどうにかしたい

・毎日のスタイリングを簡単にしたい

などなど、

【自分ではどうにもできないもの（悩み）をどうにか変えて欲しい】
【自分の望みを叶えて欲しい】

という思いで向かうことがほとんどです。

『何かしらの欲求』があるから美容室へ来たんです！変化したいんです！！

でももしかしたら、その欲求を自分でもよくわかっておらず、漠然と変化を求めているお客さまもいるかもしれません。

ただ、【髪に対して何も思っていない人】が美容室に来ることはまずないので、そこはうまーーくお客さまの欲求を聞き出してください。
こういうところも美容師さんの腕の見せ所です！

はい、実は私は欲求が漠然としているお客です。

よく、「髪をどうにかしたい！」っていう感じで美容室に行ってしまいます。【どうにか】を【どうしたい】のか明確になっていないのです。
どう変化させたいのか自分でもよくわかっていません。。（笑）

そんな漠然とした欲求に対して、自覚していなかった自分の理想に気づかせてくれたり、私の好きそうな感じを提案してくれる美容師さんが大好きです！カウンセリングでいい感じに導いてくれるんですよね〜

そんな美容師さんに出会えたら、

『ここにまた行こう！』ってなっちゃいます♪

期待していたのに変化していなかったらショックでしかない

きっとプロ（美容師さん）が見れば、施術前と施術後でしっかり変化はしているんでしょう。

でも最終的に【お客さんが変わったと思わなければ変わったことにならない】んです。

意外とコレ、職業あるあるではないでしょうか。
私もよくやらかします・・・^ ^;

1回デザインを出して【修正】ってなったのに、あまり変化を感じられない修正を出しちゃうんですよね・・・^ ^;
自分では手を入れ直しているから、【修正した＝変化した】って思っちゃうやつ。

でも広告デザインと違って、美容師さんの場合は【予想より変わりすぎた】もいけません！

本当に絶妙な技術、センスを擁する仕事なんだなあ…と、ブログを書くたび美容師さんのすごさを実感します。ミリ単位の差で、髪のまとまりが大きく変わったりするのも奥が深い。

多分10年前のパーマと今のパーマは随分変わっていて、髪の傷みもパーマの持ちも大きく違っていると思います。

もしかしたら10年前に母を施術した美容師さんが、パーマ維持のポイントやパーマをかけた時のスタイリング方法をちゃんと説明していなかったのかもしれません。

でも母はもう【パーマをかけない自分のスタイリング】で満足しているので、「お金をかけてまたパーマをかける」という選択肢はもうないでしょう。

こうしてまた一人、【パーマをかける人】が減ってしまったわけです。。

人間の望みや悩みは奥が深いものですね。

それを理解し、望みを叶え、悩みを解決してくれる美容師さん。

魔法使いか！！！！！

っていつも思ってます。

そしてそんな美容師さんたちが理想的な美容室で働けるよう、これからも《求人サイト髪job》はたくさんの求人をご紹介していきます！

引き続き髪jobをよろしくお願いしますー！（宣伝）

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